CR2からWebPへのコンバーター

Canon RAW写真をGoogle WebPフォーマットに変換してウェブ表示を最適化

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CR2からWebPへの変換とは

CR2からWebPへの変換とは、Canon Raw Image形式(CR2)で撮影された未処理のデジタル写真を、Googleが開発した次世代画像形式であるWebPに変換するプロセスです。CR2はCanonがデジタル一眼レフカメラおよびミラーレスカメラ(EOSシリーズ、EOS R、EOS Kiss、EOS 5Dなど)向けに開発した独自のRAW形式であり、カメラセンサーから直接取得された未処理データを圧縮やカメラ内ソフトウェア処理なしで保存しています。

WebPは2010年にGoogleが開発した画像形式で、ウェブ上での画像配信を根本的に改善することを目的として設計されました。VP8ビデオコーデックの技術を基盤としており、非可逆圧縮(lossy)と可逆圧縮(lossless)の両方をサポートしています。非可逆モードではJPEGと比較して25~34%小さなファイルサイズを実現しながら同等の視覚品質を維持し、可逆モードではPNGと比較して26%小さなファイルを生成します。さらに、アルファチャンネル(透過)やアニメーション機能もサポートしており、JPEG、PNG、GIFの長所を1つの形式に統合した画期的なフォーマットです。

CR2からWebPへの変換時には、まずデモザイク処理(デベイヤー処理)が行われます。これはカメラセンサーのベイヤーフィルターから取得された単色データをフルカラーRGB画像に復元するプロセスです。各ピクセルは赤、緑、青のいずれか1つのカラーチャンネルの情報のみを持っており、補間アルゴリズムが欠落している色成分を計算します。その後、カメラのカラープロファイルが適用され、ホワイトバランスとガンマカーブが補正されます。最終段階でWebPエンコーダーがVP8ベースの予測符号化を適用し、画像の空間的冗長性を高効率に圧縮してWebPファイルを生成します。

CR2とWebPの技術的な違い

ファイル構造とデータ処理

CR2(Canon Raw 2)は、TIFF/EP(ISO 12234-2)をベースにしたコンテナ形式で、カメラセンサーの未処理データを格納します。CR2ファイルの構造は以下の要素で構成されています:

  • RAW Image Data - 12ビットまたは14ビット表現(チャンネルあたり4,096または16,384階調)でのセンサーフォトダイオードの未処理読み取り値。
  • Embedded JPEG Preview - カメラの液晶画面やコンピューターでRAW全体を処理せずにすばやくプレビューするための内蔵JPEGサムネイル。
  • EXIFメタデータ - シャッタースピード、絞り値、ISO感度、焦点距離、カメラモデル、レンズ情報、撮影日時、GPS座標などの包括的な撮影パラメータ。
  • Maker Notes - Canon固有のサービスデータ:ピクチャースタイル設定、ホワイトバランス係数、レンズ歪み補正データ、オートフォーカスポイント情報。

CR2ファイルはガンマ補正を適用しないリニアデータを保存しており、ポストプロセッシングにおいて最大限の柔軟性を提供します。CR2のダイナミックレンジは11~14 EV(露出段数)に達し、露出オーバーや露出アンダーの領域からもディテールを復元できます。

WebPはRIFF(Resource Interchange File Format)コンテナをベースとした画像形式です。WebPの内部構造は以下のとおりです:

  • VP8ビットストリーム - 非可逆圧縮モードで使用。画像を4x4または16x16ピクセルのマクロブロックに分割し、イントラ予測(周囲のピクセルから予測)と離散コサイン変換(DCT)を組み合わせて圧縮します。
  • VP8Lビットストリーム - 可逆圧縮モードで使用。空間予測、カラーキャッシュ、エントロピー符号化(ハフマン符号化の変種)を適用します。
  • ALPHチャンク - 非可逆モードでもアルファチャンネル(透過情報)を可逆圧縮で保存可能。
  • EXIFメタデータ - 撮影パラメータを格納するチャンク。
  • ICCプロファイル - 正確なカラーマネジメントのための色空間プロファイル。

WebPの非可逆圧縮は、JPEGのDCTベース圧縮よりも高度な予測モデルを使用しています。各マクロブロックに対して4種類のイントラ予測モード(垂直、水平、DC、TrueMotion)から最適なものが選択され、予測残差のみが符号化されるため、圧縮効率が大幅に向上します。

カラーサポートとビット深度

特性 CR2 WebP
色深度 チャンネルあたり12~14ビット(4,096~16,384階調) チャンネルあたり8ビット(256階調)
色空間 リニアRGB(ガンマ補正なし) sRGB、ICCプロファイル埋め込み可
ダイナミックレンジ 11~14 EV 約8 EV
最大解像度 最大8688x5792(Canon EOS 5DS Rの50 MP) 最大16383x16383ピクセル
カラーサブサンプリング ベイヤーフィルター(緑50%、赤25%、青25%) YUV 4:2:0(非可逆)、RGB(可逆)
透過サポート なし あり(アルファチャンネル、可逆・非可逆両対応)
アニメーション なし あり(フレームベースアニメーション)
圧縮方式 センサーデータの可逆圧縮 非可逆(VP8)または可逆(VP8L)

YUV 4:2:0カラーサブサンプリングとは、WebPの非可逆モードで使用される技術で、人間の視覚が色差よりも輝度に敏感であることを利用しています。輝度情報(Y)はフル解像度で保存され、色差情報(UとV)は水平・垂直ともに半分の解像度に削減されます。これにより、視覚的な品質低下を最小限に抑えながら、データ量を大幅に削減できます。

ファイルサイズと圧縮効率

シナリオ CR2 (24 MP, Canon EOS R) WebP 非可逆 品質85 WebP 可逆 PNG (参考)
ディテール豊富な風景写真 25~30 MB 2~4 MB 35~50 MB 60~80 MB
背景がぼけたポートレート 20~25 MB 1.5~3 MB 25~40 MB 40~60 MB
単色背景でのスタジオ撮影 18~22 MB 1~2 MB 15~25 MB 30~50 MB
ノイズのある夜間撮影 28~35 MB 3~5 MB 45~65 MB 70~90 MB

WebPの非可逆圧縮はCR2と比較して圧倒的にコンパクトです。24メガピクセルの写真をWebP品質85で変換すると、オリジナルCR2の約10分の1、同等品質のJPEGと比較しても25~34%小さなファイルサイズを実現します。WebPの可逆モードはPNGと比較して26~34%小さくなりますが、非可逆モードほどの圧縮率は得られません。

この効率の差は、WebPが採用するVP8ベースの予測符号化技術によるものです。JPEGが固定サイズの8x8ブロックDCTのみを使用するのに対し、WebPは適応的なブロックサイズ選択と高度な空間予測を組み合わせることで、画像の局所的な特徴に最適化された圧縮を実現しています。

互換性と対応状況

プラットフォーム / 用途 CR2 WebP
Windows(標準ビューアー) コーデックパックが必要 Windows 10 1809以降で標準サポート
macOS(標準ビューアー) はい(Quick Look経由) macOS 11 Big Sur以降で標準サポート
Webブラウザ いいえ Chrome、Firefox、Safari、Edge全対応
ソーシャルメディア いいえ 主要プラットフォームで対応拡大中
画像編集ソフト Adobe Camera Raw、Lightroom等が必要 Photoshop 23.2+、GIMP 2.10+対応
モバイルデバイス(iOS/Android) 限定的(専用アプリのみ) iOS 14+、Android 4.0+で標準サポート
CDN・クラウドサービス 非対応 Cloudflare、AWS CloudFront等で最適化配信対応
WordPress・CMS 非対応 WordPress 5.8以降でネイティブサポート

WebPは2020年代に入り、すべての主要ブラウザとオペレーティングシステムでサポートされるようになりました。2023年時点で、世界のウェブブラウザの97%以上がWebPを表示可能です。CR2は専門的なRAW現像ソフトウェアでのみ使用される形式であり、一般的な閲覧環境では直接表示できません。

CR2からWebPへの変換が必要な場面

ウェブサイトのパフォーマンス最適化

ウェブサイトの表示速度はユーザーエクスペリエンスとSEOの両方に直結する重要な要素です。Googleは「Core Web Vitals」の指標でページの読み込み速度を評価しており、画像の最適化は最も効果的な改善方法の1つです:

  • フォトグラファーのポートフォリオサイト - 高品質な作品写真をWebPで公開することで、視覚的な品質を維持しながらページ読み込み時間を大幅に短縮。訪問者の離脱率低下に直結します。
  • ECサイトの商品画像 - 商品ページに多数の写真を掲載する場合、WebPの高い圧縮効率により帯域幅コストを削減しながらユーザー体験を向上させます。
  • 旅行ブログとフォトジャーナリズム - 多くの写真を含む記事ページでは、WebPによるファイルサイズ削減がモバイルユーザーのデータ通信量節約に貢献します。
  • 不動産サイトの物件写真 - 高解像度の室内・外観写真をWebPに変換することで、物件一覧ページのスムーズなスクロールを実現します。

WebPはGoogleが開発した形式であるため、Google検索のPageSpeed Insightsでも推奨フォーマットとして認識されており、SEO評価の向上にも寄与します。

ソーシャルメディアとコンテンツマーケティング

SNSプラットフォームやコンテンツ配信における写真の活用:

  • Instagram・TwitterのOGP画像 - ウェブサイトからシェアされた際に表示されるサムネイル画像をWebPで軽量化し、高速表示を実現。
  • ニュースレターとメールマガジン - HTML形式のメールに埋め込む写真をWebPに変換することで、メールの読み込み速度を改善。
  • 広告バナーとクリエイティブ - ディスプレイ広告のファイルサイズ制限を満たしながら高画質を維持。Google広告はWebPを推奨しています。
  • YouTube・ブログのサムネイル - コンテンツのサムネイル画像をWebPで作成し、プラットフォームのガイドラインに準拠した軽量画像を用意。

WebPは透過もサポートしているため、ロゴやウォーターマークを含む画像の作成にも適しています。

モバイルアプリとレスポンシブデザイン

モバイル環境での画像配信の最適化:

  • レスポンシブウェブサイト - <picture>タグを使用してWebP対応ブラウザにはWebPを、非対応ブラウザにはJPEGフォールバックを提供する最適化戦略。
  • プログレッシブウェブアプリ(PWA) - オフラインキャッシュのストレージ容量を節約しながら高品質な画像を提供。
  • モバイルアプリのアセット - iOSおよびAndroidアプリの画像リソースをWebPに統一することで、アプリサイズを大幅に削減。
  • 低速ネットワーク環境 - 3Gや4G環境でも快適な画像表示を実現し、新興国市場のユーザーにもアクセシブルなコンテンツを提供。

Googleの調査によると、ページの読み込みが3秒を超えると53%のモバイルユーザーが離脱するとされており、WebPによる画像最適化はモバイルでのコンバージョン率向上に直接貢献します。

クラウドストレージとCDNコスト削減

大量の写真を管理する組織やサービスにとって、ストレージと配信コストは重要な課題です:

  • 写真管理サービス - ユーザーがアップロードした写真をWebPに変換して保存することで、ストレージコストを60~70%削減。
  • メディア企業 - ニュース記事やギャラリーの画像配信においてCDN帯域幅コストを大幅に削減。
  • 教育機関 - 教材に含まれる大量の写真をWebPに変換してLMSの負荷を軽減。
  • アーカイブサービス - 公開用の閲覧コピーをWebPで生成し、オリジナルRAWとは別に軽量な配信用ファイルを管理。

AWSやGoogle Cloudのストレージ料金体系では、ファイルサイズの削減がそのままコスト削減につながります。

WebP形式の利点

圧倒的な圧縮効率

WebPの最大の特徴は、同等の視覚品質でJPEGやPNGよりも大幅に小さなファイルサイズを実現することです:

  • 非可逆モード - JPEGと比較して25~34%のファイルサイズ削減。同じ品質設定でも、VP8ベースの高度な予測符号化により圧縮効率が大幅に向上。
  • 可逆モード - PNGと比較して26%のファイルサイズ削減。エントロピー符号化の最適化とカラーキャッシュ技術による効率向上。
  • 透過付き画像 - 透過を含む画像でも、PNG+アルファと比較して平均22%のファイルサイズ削減。非可逆WebPでも透過部分は可逆圧縮で保存されるため、エッジの品質が維持されます。
  • 品質調整の柔軟性 - 品質パラメータ(0~100)を細かく調整でき、ファイルサイズと画質のバランスを精密にコントロール可能。

写真コンテンツにおいては、WebP品質80~85の設定で人間の目にはJPEG品質90~95と区別できない画質が得られます。この差分がウェブサイト全体で数百枚の画像に適用されると、累積的な帯域幅節約効果は非常に大きくなります。

非可逆と可逆の統合サポート

WebPは1つの形式で非可逆圧縮と可逆圧縮の両方をサポートする数少ない画像形式です:

  • 写真コンテンツ - 非可逆モードで高効率に圧縮。グラデーションやテクスチャの多い自然な画像に最適。
  • グラフィック・イラスト - 可逆モードでピクセル単位の精度を維持。テキスト、ロゴ、UI要素を含む画像に最適。
  • ハイブリッド画像 - 写真部分は非可逆、透過部分は可逆という混合圧縮が可能。ECサイトの商品写真(被写体は非可逆、透明背景は可逆)に最適。
  • アニメーション - GIFの代替としてアニメーションWebPを使用でき、GIFと比較して64%のファイルサイズ削減を実現。

この柔軟性により、WebPは用途に応じて最適な圧縮方式を選択でき、JPEGとPNGを別々に管理する必要がなくなります。

透過とアルファチャンネル

WebPの透過サポートは、PNGのアルファチャンネルと同等の機能を提供しながら、大幅に小さなファイルサイズを実現します:

  • 256段階の透明度 - 各ピクセルに0(完全透明)から255(完全不透明)の透明度を指定可能。
  • 非可逆モードでの透過 - PNGでは不可能な「写真部分は非可逆圧縮+透過部分は可逆圧縮」の組み合わせ。
  • 滑らかなエッジ - アンチエイリアスされた透過エッジが正確に再現され、合成時に美しい仕上がり。
  • ウェブデザインでの活用 - ヒーロー画像、商品写真、UIコンポーネントの透過画像をWebPで統一。

CR2はアルファチャンネルをサポートしていないため、RAW現像後に背景除去を行った画像をWebPに変換することで、透過付きの軽量な画像を生成できます。

ウェブエコシステムとの親和性

WebPはGoogleが開発した形式であり、ウェブ技術のエコシステムと深く統合されています:

  • PageSpeed Insights - Googleのパフォーマンス分析ツールがWebPを推奨フォーマットとして認識。
  • Lighthouse監査 - WebPの使用がパフォーマンススコアの向上に貢献。
  • WordPress - バージョン5.8以降でWebPのネイティブサポートを追加。プラグインなしでアップロード・表示が可能。
  • CDN自動変換 - Cloudflare、AWS CloudFront、Fastlyなどの主要CDNがJPEG/PNGからWebPへの自動変換機能を提供。

制限事項と推奨事項

RAW再処理の不可逆性

CR2をWebPに変換した後、元のRAWデータは不可逆的に失われます:

  • 14ビットから8ビットへの劣化 - ダイナミックレンジがチャンネルあたり16,384階調から256階調に縮小。微細な明るさのグラデーション情報が削除されます。
  • 固定されたホワイトバランス - 色温度を後から自由に変更することが不可能に。RAWではホワイトバランスを品質劣化なしに無制限に変更可能。
  • ディテール復元の喪失 - CR2の露出オーバーや露出アンダー領域には復元可能な情報が含まれていますが、WebPでは完全に白または黒になります。
  • 非可逆圧縮による追加損失 - WebPの非可逆モードを使用する場合、デモザイク後の8ビットデータからさらに情報が削除されます。

推奨事項: オリジナルのCR2ファイルは必ず保存してください。WebPへの変換はウェブ公開やデジタル配信などの特定用途のみに行い、マスターデータとしてのRAWアーカイブは必ず保持してください。

非可逆WebPの品質劣化

非可逆WebPは高効率な圧縮を実現しますが、JPEG同様に圧縮アーティファクトが発生します:

  • 品質50以下での明らかな劣化 - ブロックアーティファクト、エッジのぼやけ、微細なテクスチャの消失が発生。
  • 再圧縮による品質低下 - WebPファイルを再エンコードするたびに品質が劣化します(世代損失)。
  • 繊細なグラデーション - 空や背景の微妙なトーン変化にバンディング(縞模様)が発生する場合があります。

推奨事項: ウェブ公開用には品質80~90の設定を使用してください。品質85は多くの写真で最適なバランスポイントです。品質を維持したまま小さなファイルサイズを実現し、肉眼ではオリジナルとの差異を認識できないレベルを保てます。ピクセル単位の精度が必要な場合は可逆WebPを選択してください。

一部環境での互換性制限

WebPは広くサポートされていますが、完全にユニバーサルではありません:

  • 古いブラウザ - Internet Explorer、Safari 13以前のバージョンはWebPに非対応。ただし、2024年現在これらのブラウザのシェアは非常に小さい。
  • 一部の画像編集ソフト - 古いバージョンのPhotoshop(CC 2022以前)はWebPのネイティブサポートがなく、プラグインが必要。
  • 印刷ワークフロー - プロフェッショナルな印刷業界ではTIFFやPSDが標準であり、WebPは印刷入稿には適していません。
  • メールクライアント - 一部の古いメールクライアントはWebP画像をインラインで表示できない場合があります。

推奨事項: ウェブ配信にはWebPを積極的に活用し、印刷やアーカイブ目的にはTIFFまたはPNGを選択してください。ウェブサイトでは<picture>タグを使用してJPEGフォールバックを提供すると、すべての環境で最適な表示を実現できます。

プロフェッショナルRAWエディターの代替にはならない

CR2からWebPへの自動変換は、RAW現像ソフトウェアの高度な処理を再現するものではありません:

  • 標準的なトーンマッピング - 画像が平坦に見えたり、コントラスト不足に感じられる場合があります。
  • 自動ホワイトバランス - 色温度が撮影意図と異なる場合があります。
  • ローカル補正なし - 特定領域の選択的な明暗調整やディテール強調はできません。
  • 基本的なノイズリダクション - プロフェッショナルなデノイズアルゴリズムと比較すると限定的な結果になります。

推奨事項: 最高品質の写真が必要な場合は、Adobe Lightroom、Capture One、DxO PhotoLabなどのRAW現像ソフトウェアで完全な処理を行った後、最終画像をWebPにエクスポートしてください。直接変換は、迅速なプレビューや大量の写真の一括処理に適しています。

CR2からWEBPへの変換の用途

フォトグラファーのポートフォリオサイト最適化

写真家がCR2で撮影した作品をWebPに変換してポートフォリオサイトに掲載します。高品質な写真表現を維持しながらページ読み込み速度を大幅に改善し、Google PageSpeed Insightsのスコア向上とSEO評価の改善を実現。訪問者のユーザーエクスペリエンス向上と離脱率低下に貢献します。

ECサイトの商品画像の軽量化

ネットショップやマーケットプレイス出品者がCR2で撮影した高品質な商品写真をWebPに変換します。白背景の切り抜き画像も透過付きWebPで軽量に作成可能。数百点の商品画像を一括変換することで、サイト全体の表示速度を改善しながらストレージコストと帯域幅コストを削減できます。

ブログ・メディアサイトの画像配信

旅行ブログ、フォトジャーナリズム、ニュースメディアがCanon EOSで撮影した写真をWebPに変換して記事に埋め込みます。写真が多い記事でもページの読み込みが軽快になり、モバイルユーザーのデータ通信量を節約。CDN経由での配信コストも削減されます。

ウェブ広告・バナークリエイティブの作成

デジタルマーケターやデザイナーがCR2で撮影した写真素材をWebPに変換してGoogle広告やディスプレイ広告のバナーを作成します。広告プラットフォームのファイルサイズ制限を満たしながら高画質なビジュアルを実現し、広告の読み込み速度と表示品質を両立させます。

モバイルアプリの画像アセット管理

アプリ開発者がCR2で撮影した写真をWebPに変換してiOS/Androidアプリの画像リソースとして使用します。アプリのダウンロードサイズを削減しながら高品質な画像表示を維持でき、ユーザーの端末ストレージの節約にも貢献。両プラットフォームでネイティブサポートされています。

CR2からWEBPへの変換のヒント

1

オリジナルのCR2ファイルを必ず保存する

WebPに変換した後でも、元のRAWファイルは必ず保存してください。RAW現像技術は年々進化しており、将来改良されたデモザイク、ノイズリダクション、ディテール復元アルゴリズムで古い写真を再処理できる可能性があります。WebPは公開用のエクスポートとして生成し、マスターデータとしてのCR2アーカイブは別途保持する運用を推奨します。

2

品質設定は80~85を基準にする

WebPの非可逆モードでは、品質80~85の設定が写真コンテンツにおける最適なバランスポイントです。この範囲であれば肉眼でオリジナルとの違いを認識することはほぼ不可能でありながら、ファイルサイズを大幅に削減できます。品質を10下げるごとにファイルサイズが約20~30%減少しますが、75以下では一部のディテールに劣化が見られる場合があります。

3

ウェブサイトではフォールバック画像を用意する

WebPはモダンブラウザのほぼ全てでサポートされていますが、万全を期すためにHTML5のpictureタグを使用してJPEGフォールバックを設定することを推奨します。これにより古いブラウザでも画像が表示され、WebP対応ブラウザではより軽量なWebPが自動的に配信されます。WordPress等のCMSではプラグインで自動対応も可能です。

4

用途に応じて非可逆・可逆モードを使い分ける

写真コンテンツのウェブ公開には非可逆WebPが最適です。一方、テキストやロゴを含む画像、デザインアセット、UIコンポーネントには可逆WebPを使用することでピクセル単位の正確性を維持できます。商品写真の切り抜き画像では、被写体部分は非可逆で圧縮し透過部分は可逆で保存する混合モードも活用できます。

よくある質問

CR2をWebPに変換すると画質は劣化しますか?
非可逆WebPでは圧縮アーティファクトによる若干の画質劣化が発生しますが、品質80~90の設定では肉眼で区別できないレベルです。可逆WebPを選択すれば圧縮アーティファクトは一切発生しません。いずれの場合も、CR2の14ビットデータから8ビットへのダイナミックレンジ縮小は避けられず、RAWで復元可能なシャドウとハイライトのディテールは失われます。
WebPに変換した後、CR2に戻すことはできますか?
いいえ、技術的に不可能です。CR2はベイヤーカラーフィルターを持つ未処理のセンサーデータであり、WebPは処理済みのRGB画像です。デモザイクプロセスは不可逆であり、RAW特有のメタデータ(Canon独自のピクチャースタイル設定、オートフォーカスデータ、カメラサービス情報)も失われます。将来の再処理の可能性を残すために、必ずオリジナルのCR2を保存してください。
WebPの非可逆モードと可逆モードはどちらを選ぶべきですか?
ウェブ公開用には非可逆モード(品質80~90)が推奨されます。ファイルサイズが可逆モードの10分の1以下になりながら、視覚的にはほぼ同等の品質を維持できます。ピクセル単位の正確性が必要な場合(デザインアセット、テクスチャ、グラフィック要素を含む画像)は可逆モードを選択してください。可逆WebPはPNGより約26%小さなファイルサイズを実現します。
WebPはすべてのブラウザで表示できますか?
2024年現在、Chrome、Firefox、Safari(14以降)、Edge、Operaなど主要ブラウザの97%以上がWebPをサポートしています。Internet Explorerやごく古いバージョンのSafariのみ非対応です。ウェブサイトではHTML5のタグを使用してJPEGフォールバックを設定することで、すべての環境での表示を保証できます。
複数のCR2ファイルを同時にWebPに変換できますか?
はい、本サービスはバッチ処理に対応しています。撮影した必要なCR2ファイルをすべてアップロードすると、統一された設定で自動的にWebPに変換されます。フォトセッション後の数百枚の写真を効率的に処理でき、各ファイルを個別に変換する手間を省けます。
WebPとJPEGの違いは何ですか?
WebPはJPEGと比較して同等の画質で25~34%小さなファイルサイズを実現します。技術的には、WebPがVP8ベースの高度な予測符号化を使用するのに対し、JPEGは固定サイズ8x8ブロックのDCT圧縮のみを使用します。また、WebPは透過(アルファチャンネル)とアニメーションをサポートしていますが、JPEGにはこれらの機能がありません。互換性の面ではJPEGの方がレガシー環境でのサポートが広いですが、モダンな環境ではWebPが優れています。
WebPは印刷に使えますか?
WebPはウェブ配信に最適化された形式であり、プロフェッショナルな印刷ワークフローには適していません。印刷入稿にはTIFF(16ビット、CMYK対応)またはPSD、高品質JPEG(品質95以上)が推奨されます。家庭用プリンターでの印刷であればWebPでも問題ありませんが、印刷所への入稿には別の形式を使用してください。
変換時にEXIFデータは保持されますか?
はい、基本的なEXIFメタデータ(カメラモデル、撮影日時、シャッタースピード、絞り値、ISO感度、焦点距離、GPS座標)はWebPに転送されます。ただし、Canon固有のMaker Notes(ピクチャースタイル設定、オートフォーカスデータ、レンズ補正情報)は失われます。WebPはEXIFおよびXMPメタデータの埋め込みをサポートしていますが、メーカー独自の拡張タグには対応していません。